top of page

国際シンポジウムのお知らせ(12/12)

『熱帯地域における生物多様性保全と地域社会便益のシナジー効果』




趣旨


途上国での森林減少抑止活動を実施するには、「生物多様性」と「住民便益」の双方への十分な配慮が必要です。しかし、自然資源への依存度が高い途上国の農村社会では「生物多様性保全」は「地域住民への配慮」と拮抗することが多い現状があります。どうすれば、これらを両立させ、森林減少・劣化を防ぐことができるのでしょうか。本シンポジウムでは、ミャンマーやマレーシアの農山村地域の生態系を対象に、森林保全管理や地域社会経済分野の専門家からの話題提供をいただきます。また、日本で言われている「里山資源管理」も参考にしながら、生物多様性と地域住民の関係が二律背反的なスパイラルに陥らないような仕組みを考えてゆきます。



【日時】


2016年12月12日(月)9:15~14:40



【場所】


キャンパスイノベーションセンター2階多目的室


(東京都港区芝浦3-3-6)、最寄り駅 JR田町駅




【プログラム】


9:15~9:25 はじめに 広島大学 奥田敏統


9:25~10:10 挨拶:


環境省自然環境局自然環境計画課 中野彰子


元国立環境研究所理事 安岡善文(現、千葉大学環境リモートセンシング研究センター長)


広島大学理事・副学長 高田隆


10:10~10:30 講演1:ミャンマー森林研究所 所長 Thaung Naing Oo


10:30~10:45 休憩


10:50~11:10 講演2:早稲田大学人間科学学術院 天野正博


11:15~11:35 講演3:マレーシア森林研究所副所長 Ismail Harun


11:50~13:20 昼休み


13:30~14:30 パネルディスカッション:相乗便益に何が必要か?SATOYAMAイニシアティブなど



<パネラー>


森林総合研究所 森田香菜子


国立環境研究所 竹内やよい


広島大学 山田俊弘


マレーシア工科大 Mazlan Hashim


ミャンマー森林研究所 Ei Ei Hlaing



14:30~14:40 おわりに


【参加費】


無料



【参加申し込み】


当日参加も可能ですが、人数把握のためにできるだけ事前申込をお願いいたします。総合科学研究科森林生態学研究室(maricocoma2*hiroshima-u.ac.jp 担当:小松)までメールでご連絡ください。(注:*は半角@に置き換えてください)



【お問合せ】


広島大学大学院総合科学研究科森林生態学研究室・奥田敏統


電話:082-424-6513


メール:okudat-empat*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)

最新記事

すべて表示

公益信託四方(しかた)記念地球環境保全研究助成基金(2024/05/31応募締切)の案内

公益信託四方(しかた)記念地球環境保全研究助成基金 ①助成の対象: 1) 熱帯雨林の減少、砂漠化の進行等の地球規模の自然環境問題に関する調査・研究 2) 絶滅のおそれのある生物等の生態及びその保護・回復に関する調査・研究 3) 人間の生活と両立する自然環境、野生生物等の管理手法に関する調査・研究 ②助成内容:4件程度、助成総額200万円程度 ③応募締切:2024年5月31日(金)当日消印有効 ④申

ニューズレター134号公開

事務局通信 JASTE34のお知らせ ボルネオ島低地熱帯雨林における維管束着生植物の多様性と宿主木利用様式 駒田夏生 会長再任にあたって 神崎 護 第21回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム」参加報告 四方 篝 https://www.jaste.website/nl

日本熱帯生態学会研究助成/Application Guidelines for Research Grants of the Japan Society of Tropical Ecology

正規雇用契約を持たないために研究財源の確保に困難を抱えている会員の研究活動を助成 するとともに、熱帯生態学研究を活性化させることを目的として、研究助成を行います。 募集期間:2024 年 1 月 5 日(金)~2 月 29 日(木) 応募方法:所定の用紙(様式1)に必要事項を記入の上、電子メール(jaste.wakate.innovation@gmail.com) で応募する。 英語での応募も可能

bottom of page