概 要

学会の理念

日本熱帯生態学会 『設立趣意書』


近年、地球規模の環境問題が真剣に憂慮されはじめ、重要な政治課題ともなっています。温室効果ガスの大量発生による地球の温暖化と砂漠化、熱帯林の消滅、酸性雨、大規模な環境汚染など、どれをとっても生物や人類の生存環境を直接脅かすもので、緊急に対策を講ぜねばなりません。いずれも地球規模の問題ですから、その解決のためには、グローバルな視野をもった研究を基礎としなければなりません。中でも、熱帯林の消滅、熱帯環境の破壊への対処と関連して、熱帯研究が今ほど注目を浴びたことは、かつてありませんでした。


日本の熱帯研究は、かなり古い時代までさかのぼることが出来ます。しかし、組織だった研究が始まったのは、ようやく1960年頃になってからです。以来、動植物の分類・地理、生態・生理、地球科学、農林・水産、人類の社会、歴史、地理などきわめて広範な分野で、多くの業績をあげてきました。研究地域も熱帯アジアに限らず、アフリカ、アメリカでも数多くの研究者が活躍してきました。


日本人による個々の研究成果には国際的にも優れたものがみられますが、研究者間の相互交流、討論という面では、国内に限っても、十分であったとはいえません。研究者相互間の交流を促進することによって、重要な研究の方向を見定めるための討論をうながし、また研究成果発表の場を確保して、いっそうの研究の発展をはかることが急務です。本年8月には国際生態学会議が日本で開催されようとしています。この会議には内外から多数の熱帯生態学の研究者が参加することになっています。このときにあたって、有志相図り、日本の研究者を中心とした日本熱帯生態学会の設立を企画してまいりました。日本の熱帯研究を促進するため、重要な役割を果たしていただきたく、貴下および関係各位の学会へのご参加をお願い申しあげます。


1990年6月 日本熱帯生態学会設立発起人代表 吉良竜夫

 

学会の組織と年次大会

会員数

(2017年3月31日現在)

正会員:283名

学生会員:65名

外国人会員:7名

機関会員:4団体

賛助会員:0団体

第15期会長および評議員(2018年4月12日現在)

会長

評議員

神崎 護

相場 慎一郎、阿部 健一、市岡 孝朗、市川 昌広、伊東 明、井上 真、大久保 達弘、奥田 敏統、落合 雪野、北島 薫、北村 俊平、佐藤 保、竹田 晋也、田中 憲蔵、藤間 剛、百村 帝彦、増田 美砂、山田 俊弘、湯本 貴和、横山 智

編集委員会

相場 慎一郎、伊藤 文紀、江原 誠、大田 真彦、大橋 伸太、上谷 浩一、北村 俊平、諏訪 錬平、藤間 剛、中林 雅、増永 二之、柳澤 雅之、山田 俊弘

事務局(2018-2019年度)

監事        増田美砂    筑波大学生命環境系名誉教授(予定)
監事        酒井章子    京都大学生態学研究センター
編集委員長  藤間 剛    森林総合研究所
幹事長    保坂哲朗    広島大学大学院国際協力研究科
広報幹事   北村俊平    石川県立大学生物資源環境学部
広報幹事   百村帝彦    九州大学熱帯農学研究センター
編集幹事   大橋伸太    森林総合研究所
財務幹事   奥田敏統    広島大学大学院総合科学研究科
総務幹事   山田俊弘    広島大学大学院総合科学研究科
総務幹事   竹内やよい    国立環境研究所
総務幹事   竹田晋也    京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科
会計幹事   鳥山淳平    森林総合研究所
庶務幹事   北島 薫    京都大学大学院農学研究科
庶務幹事   佐々木綾子    日本大学生物資源科学部
庶務幹事   大石高典    東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター
庶務幹事   諏訪練平    国際農林水産業研究センター
庶務幹事   及川洋征    東京農工大学大学院農学研究院
庶務幹事   四方 篝    京都大学アフリカ地域研究資料センター

年次大会

年1回日本各地の大学や研究所の持ち回りで年次大会を開催し、研究発表、公開シンポジウムなどを行っています。

また学会の総会もこの年次大会にあわせて開催されます。

 

学会の規則細則

日本熱帯生態学会規約

(名称)

第1条 本会は日本熱帯生態学会Japan Society of Tropical Ecologyと称する。

(目的)

第2条 本会は熱帯地域の生態学的研究の進歩および研究成果の交流と普及を図ることを目的とする。

(事業)

第3条 本会は前条の目的を達成するために、次の事業を行う。

I)研究会、研究発表会の開催

II)定期、不定期出版物の刊行

III)内外の関係諸機関、関連学会等との交流

IV)その他、評議員会が適当と認めた事業

(事務所)

第4条 会長は事務局及び編集委員会の所在地を定め、評議員会の承認をもとめる。

(会員)

第5条 本会は本会の目的に賛同する会員によって構成する。会員の国籍はこれを問わない。

 2)会員は正会員、学生会員、賛助会員、機関会員、外国会員及び名誉会員とする。

 3)賛助会員は本会の事業を援助する個人又は団体で評議員会が認めた者。

 4)名誉会員は熱帯地域の生態学的研究に顕著な業績を挙げ、又は本会に対する功績が特に著しい個人で、評議員会が認めた者。

(入退会等)

第6条 会員になろうとする者は所定の入会申込書を提出しなければならない。

第7条 会員は書面による届出によって、退会することができる。

第8条 評議員会は会の目的にふさわしくない行為があったと認めるとき、会員を除名することができる。

第9条 会員は評議員会が別に定める細則に従って、会費を前納しなければならない。

 2)納入した会費は理由を問わず返却しない。

第10条 本会に次の役員を置く。

会長1名、評議員20名以内、監事2名、幹事長1名、編集委員長1名

第11条 会長、評議員は正会員のなかから会員の投票によって決める。

 2)任期は2年とし、再任を妨げない。

(会長)

第12条 会長は本会を代表し、会務を統べる。

第13条 会長は会務を執行するため監事、編集委員長、幹事長および事務局幹事を指名し、評議員会の承認を求める。

 2)会長は本会の運営に関する諮問を行うため顧問を委嘱し、評議員会の承認を求める。

(総会)

第14条 本会は毎年1回、会員による定例総会を開催する。

 2)総会は会長が召集し、議長となる。

 3)総会は次の事項を議する。

I)事業計画、事業報告の承認

II)予算、決算の承認

III)役員の任免に関する事項

IV)規約の改正に関する事項

V)会費の改定に関する事項

VI)その他、評議員会が必要と認めた事項

 4)総会は会員の3分の1以上の出席(委任状による出席を含む)により成立し、出席者の過半数を以て議決する。可否同数のときは議長がこれを決する。

 5)評議員会が必要と認めたとき、または会員の3分の1以上の請求があったときには臨時総会を開催する。

(評議員会)

第15条 評議員会は会長、評議員によって構成する。

 2)本会は毎年1回定例評議員会を開催する。また会長が必要と認めたときには臨時評議員会を開催する。

 3)評議員会は会長が召集し、議長となる。

 4)評議員会は次の事項を議する。

I)研究会等の開催および出版等、本会の事業執行に関する事項

II)事業計画、事業報告、予算、決算等の作成

III)会員の入退会、除名に関する事項

IV)その他、本会運営に関し、評議員会が必要と認めた事項

 5)評議員会は過半数の評議員の出席(委任状による出席を含む)により成立し、出席者の過半数を以て議決する。可否同数のときは議長がこれを決する。

(監事)

第16条 監事は事業、予算の執行が適切に行われるよう、監査にあたる。

(事業及び会計年度)

第17条 本会の事業及び会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。

付則

この規約は、平成3年6月22日から施行し、平成3年4月11日から適用する。

 

日本熱帯生態学会規約細則

(総則)

第1条 本会の運営は規約及び本細則による。

第2条 この細則を改正しようとするときには、評議員会の議決によらなければならない。

(会員の特典)

第3条 会員は投稿規定に従って、研究論文その他を会誌に投稿することができる。

第4条 会員は本会の年次大会で、研究発表をすることができる。

第5条 会員は本会の定期刊行物の配布を受け、かつ本会の行うその他の事業に参加することができる。

(会費)

第6条 会費は次のとおり定める。

正会員年額 8,000円

学生会員年額 6,000円(2014年度より4,000円)

賛助会員年額一口 100,000円

機関会員年額 16,000円

外国会員

正会員年額 US$70

発展途上国正会員年額 US$20

機関会員年額 US$140

 2)会費は前納とし、会員は入会後ただちに、当該事業年度の会費を納入しなければならない。名誉会員は会費を免除する。

(会誌その他の刊行物)

第7条 本会は、会誌を年4回(予定)、また「ニューズレター」を年4回(予定)発行する。

第8条 本会は会誌、「ニューズレター」の他に、熱帯生態学の発展に寄与すると認められる印刷物不定期に刊行することができる。

第9条 本会の刊行物の寄贈、交換その他処分については評議員会で決める。

(年次大会等の事業)

第10条 本会は「年次大会」等を開催することができる。

第11条 本会は他の団体と共同で適当と認められる事業を、評議員会会議を経て行うことができる。

(事務局)

第12条 会長は正会員の中から、次の会務を執行する事務局を委嘱することができる。

幹事長、総務幹事、庶務幹事、財務幹事、会計幹事、編集幹事

その他会長が必要と認めた役職。

(各種委員会)

第13条 会長は会務運営のため必要に応じて、各種委員会を評議員会の議を経て設けることができる。

付則

この規約細則は、平成3年6月22日から施行し、平成3年4月1日から適用する。

日本熱帯生態学会規約細則

(総則)

第1条 本会の運営は規約及び本細則による。

第2条 この細則を改正しようとするときには、評議員会の議決によらなければならない。

(会員の特典)

第3条 会員は投稿規定に従って、研究論文その他を会誌に投稿することができる。

第4条 会員は本会の年次大会で、研究発表をすることができる。

第5条 会員は本会の定期刊行物の配布を受け、かつ本会の行うその他の事業に参加することができる。

(会費)

第6条 会費は次のとおり定める。

正会員年額 8,000円

学生会員年額 6,000円(2014年度より4,000円)

賛助会員年額一口 100,000円

機関会員年額 16,000円

外国会員

正会員年額 US$70

発展途上国正会員年額 US$20

機関会員年額 US$140

 2)会費は前納とし、会員は入会後ただちに、当該事業年度の会費を納入しなければならない。名誉会員は会費を免除する。

(会誌その他の刊行物)

第7条 本会は、会誌を年4回(予定)、また「ニューズレター」を年4回(予定)発行する。

第8条 本会は会誌、「ニューズレター」の他に、熱帯生態学の発展に寄与すると認められる印刷物不定期に刊行することができる。

第9条 本会の刊行物の寄贈、交換その他処分については評議員会で決める。

(年次大会等の事業)

第10条 本会は「年次大会」等を開催することができる。

第11条 本会は他の団体と共同で適当と認められる事業を、評議員会会議を経て行うことができる。

(事務局)

第12条 会長は正会員の中から、次の会務を執行する事務局を委嘱することができる。

幹事長、総務幹事、庶務幹事、財務幹事、会計幹事、編集幹事

その他会長が必要と認めた役職。

(各種委員会)

第13条 会長は会務運営のため必要に応じて、各種委員会を評議員会の議を経て設けることができる。

付則

この規約細則は、平成3年6月22日から施行し、平成3年4月1日から適用する。

 

日本熱帯生態学会選挙管理規程

第1条 日本熱帯生態学会の役員選挙は日本熱帯生態学会規約および日本熱帯生態学会選挙管理規程による。

(選挙管理委員会)

第2条 選挙を実施するにあたり会長は選挙管理委員会を設ける。

 2)選挙管理委員長は委員の中から互選する。

 3)会長は開票立会人を指名する。

(選挙期日)

第3条 選挙は役員任期の満了する以前におこなう。

 2)選挙は会長、評議員選挙を同時におこなう。

 3)投票は郵送によりおこなう。

 4)選挙管理委員会は投票締切日(必着)を3週間以上前に告知する。

(会長選挙)

第4条 会長選挙は単記無記名投票によっておこなう。

(評議員選挙)

第5条 評議員選挙は10名連記投票によっておこなう。

(得票同数の場合の処理)

第6条 得票が同数の場合年長者を上位とする。

付則

本規程は平成3年4月1日から実施する。

 

日本熱帯生態学会賞「吉良賞」受賞者選考規定

第1条(目的)

日本熱帯生態学会(1990年創立)は、熱帯研究のよりいっそうの振興と発展を促すため、吉良竜夫会長(初代)のコスモス国際賞受賞を記念して、日本熱帯生態学会賞「吉良賞」を創設する。

第2条

「吉良賞」は奨励賞と特別賞とする。

第3条(受賞対象)

(1)「奨励賞」は、熱帯研究においてとくに顕著な業績をあげた本学会員(原則として論文発表時の年齢が満40才未満の会員)を対象とする。原則として、毎年12月末日を最終期限とし、その日より過去2ヶ年の期間に、発表された業績に限る。本学会誌『熱帯研究』に発表された研究論文を審査の対象とするが、著しく顕著な業績であると認められた著作についてはこのかぎりではない。なお、共著論文についてはトップオーサー(筆頭著者)を対象とする。

(2)「特別賞」は熱帯研究においてとくに顕著な功績のあった個人および団体を対象とする。

第4条(推薦)

「吉良賞」は、本学会員の推薦(自薦を含む)によるものとする。推薦は毎年2月末日までに以下の書類を添えて学会会長(学会事務局)に提出しなければならない。

(1)受賞候補者氏名、所属機関、及び略歴(「奨励賞の場合は論文題目を加える」

(2)関係資料2部(印刷物の原本または抜刷)

(3)推薦(自薦)理由

第5条(選考)

(1)本学会は、「吉良賞」の受賞者の選考のために吉良賞選考委員会を置く。

(2)選考委員は5名(内1名は吉良賞担当幹事を兼務)とし、評議員会により選出されるものとする。委員長は委員の互選による。委員の任期は会長、評議員の任期に準ずる。

(3)会長は受賞者の選考を吉良賞選考委員会に依頼する。委員長は必要に応じて、上記委員の他に専門委員を委嘱することができる。

(4)選考委員は直ちに選考を開始し、その年の総会(通常6月末)の直前に開かれる評議員会に間に合うように対象者を選考し、結果を会長に答申するものとする。会長は、その答申内容を評議員会にはかり、その年の受賞者(奨励賞2名以内、特別賞1名または1団体以内)を最終的に決定する。

(5)選考委員会委員長は審査経過を総会において報告する。

第6条(表彰)

会長は、決定された受賞者(奨励賞2名以内、特別賞1名または1団体以内)に対し、その年の総会において、賞状および副賞(金額は評議員会で定める)を贈呈してこれを表彰する。

 

  1. 本規定は1996年6月21日の評議員会の決定により作成され、1996年6月22日の第6回大会総会において承認されたものである。1996年より実施する。

  2. 本規定の改訂は、総会が決定するものとする。

  3. 第1回の「吉良賞」の推薦・選考対象となる業績は1995年1月1日より1996年12月31日までの期間に発表された論文ならびに著作が原則であるが、第1回に限りそれ以前に発表された論文も考慮にいれることができる。

  4. 本規定は1997年6月20日の評議員会の決定により改定され、1997年6月21日の第7回大会総会において承認されたものである。

  5. 本規定は1998年6月19日の評議員会の決定により改定され、1998年6月20日の第8回大会総会において承認されたものである。

  6. 本規定は2010年6月18日の評議員会の決定により改定され、2010年6月19日の第20回大会総会において承認されたものである。

 
 

日本熱帯生態学会の個人情報保護に関する基本方針

2006年6月16日

会長 山田 勇

 

日本熱帯生態学会(以下「本会」)は、個人情報の重要性を認識し、その適切な管理を社会的責務と考え、会員の個人情報を以下のように取り扱います。

 

1.個人情報の取得

  • 個人情報の取得にあたっては、本会の活動目的の達成に必要な範囲内で情報を提供していただき、保管いたします。本会で取り扱う会員の個人情報は下記のとおりです。

  • 氏名

  • 所属および住所等の連絡先

  • 自宅住所等の連絡先

  • メールアドレス

  • 年会費納入状況

  • 会員の研究分野についての情報

2.個人情報の利用および目的外使用の禁止

  • 会員の個人情報は、データベースとして保持し、本会の活動目的の達成に必要な範囲内において利用します。本会の主な個人情報の利用目的は下記のとおりです。

  • 入会・会員情報更新・退会手続き

  • 本会が発行する学会誌、ニューズレター、会員名簿の編集とその発送

  • 年次大会・総会や本会の主催、共催、後援する集会の案内の発送

  • 会費請求書や選挙関連情報の送付

  • 本会が行う調査票やアンケートの発送

  • その他、学会より発信する情報の発送

3.個人情報の管理

  • 会員の個人情報は本会の管理体制のもとに保管し、個人情報を正確かつ最新の状態で管理・維持に努めます。個人情報への不正アクセス、破壊、改ざん、漏洩の防止のために適切な措置を講じます。

4.第三者への開示・提供

  • 個人情報の取り扱いを外部に委託する場合には、目的外の個人情報の使用の禁止と秘密保持および使用後の破棄を義務付けます。また、第三者には基本的に個人情報を開示または提供しません。
     

5.本人の権利の尊重

  • 個人情報に関する会員の権利を尊重し、本人からの請求により個人情報の開示、訂正、削除について依頼があった場合には、可能な範囲内でこれに応じます。

6.法令の遵守

  • 個人情報の取り扱いにおいて個人情報の保護に適用される法令等を遵守します。

© 2018 The Japan Society of Tropical Ecology