開催日:2020年1月21日(火曜日) 10:00-17:30 (09:30 開場)
会 場:東京大学 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
開催趣旨:
2005年に開始されたREDDプラスにかかる国連気候変動枠組条約(UNFCCC)における議論は、2015年の第21回締約国会合(COP21)で採択されたパリ協定において位置づけられました。パリ協定は2018年12月に実施されたCOP24で緩和成果の国際移転に関する条項を除く全ての実施指針に合意し、2020年の本格的実施に向けた取り組みが開始されています。
森林総研では、2010年にREDD研究開発センターを立ち上げ、我が国が発案した二国間クレジット制度(JCM)によるものをはじめとするREDDプラス活動の支援と実施による緩和成果の国際移転を可能するための様々なツールを研究開発してきました。今年度は林野庁補助事業「REDD+推進民間活動支援事業」の最終年度に当たり、本国際セミナーにおいては、この集大成として、本事業による研究開発の成果を中心に、信頼性の高い実施や支援の取り組みを行うのに有効なガイドラインやツールについて発表します。
また、わが国が推進する二国間クレジット制度(JCM)なども含まれる「協力的アプローチ」による緩和成果の国際移転や、約束草案の達成への貢献を可能とする仕組みの展望、今後更に活発化されることが見込まれる自主的な認証制度によるグッドプラクティス等の担当者や実際に活動する民間企業の登壇を得て知見を得、情報共有・交換を行い、我が国の民間セクターを含む様々なステークホルダーの更なる参加による多様なREDDプラスの取り組みによるポテンシャルの拡大を展望する機会を提供します。
なお、Cookbook、Cookbook Annex、虎の巻等やその他の文献等の成果物や、一般公募も含めたパネル展示等を行い、休憩時間等にも成果の普及に努め、参加者の情報交換に資することを目指します。
※参加のお申し込みは、 こちらの「参加申込フォーム」 からお願いします。
※セミナー会場の展示スペースへのパネル展示を公募いたします。ご希望の方は、参加申込フォームの「ポスターセッション」にご記入ください。
※案内チラシは こちら からダウンロードできます。(1.3Mb)
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