長尾自然環境財団が実施している、アジア・太平洋地域の途上国における研究者育成支援プログラム(通称:CGF プログラム;NEF Commemorative Grant Fund for Capacity Building of Young Scientists)で、平成30年度の申請書の受付が始まりました。
CGF プログラムの概要は、次のとおりです。
① 主にアジア・太平洋地域の途上国における野生動植物の保護や生態系の保全に貢献する調査研究を助成します。対象者は40歳未満で前述の地域・国に国籍を持ち、現在対象国内の研究機関で研究に従事し、相応の研究業績を持つ研究者(プロジェクト・サイエンティスト:PS)です。PSの研究を理解し、PSの所属機関等とも協力が可能であり、かつPSを指導する日本の研究機関等に所属経験を持つ研究者(プロジェクト・コーディネータ:PC)との共同提案とします。
② 1件当たり150万円(2年間)を上限にPSの研究費が支援されます。ただし、PC が PS の研究を指導・支援するために行う調査地への旅費(交通費、滞在費、食費など)は、別途支給されます。
③ 締め切りは年2回です。第1回:平成30年7月31日必着、第2回:平成31年1月31日必着
④ CGF プログラムの詳細は、公益財団法人長尾自然環境財団ウェブサイトに掲載されています。
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