1.選考方針
九州大学熱帯農学研究センターは、学内共同教育研究施設の一つで、熱帯農業に関する研究・教育・国際協力を行うことを目的に、熱帯作物・環境部門、地水・環境保全部門、国際開発部門の3部門で活動しています。このたび、教授の公募を行う国際開発部門では、熱帯地域における国際農林業・農村開発、森林環境・地球環境の保全に関する研究を行い、大学院地球社会統合科学府の修士課程と博士後期課程の教育に参画するとともに、共創学部および農学部での講義科目も担当しています。
今回の教授候補者としては、
(1)以下の1)~3)の領域における卓越した見識と該博な知識があること、
1)熱帯の森林資源と地域住民との相互関係に関する教育・研究
2)熱帯の生態系保全・気候変動・森林減少など地球規模課題に関する教育・研究
3)熱帯の環境に配慮した農村開発に関する教育・研究
(2)国際的な研究活動の実績があること、
(3)国際協力について熱意をもって取り組む意思のあること、
(4)国内外の大学院生の教育に熱意をもって取り組む意思のあること、
(5) アジアを中心とした国際共同研究等のために、討論ができる英語力を有すること、
(6)博士の学位を有していること、
等の要件を備えた方が望まれます。
2.提出書類
(1)略歴書
(2)業績目録(新しい順に記載)
I 原著論文:著者名(本人の氏名に下線を、また責任著者に*を記すこと)、
題名、掲載雑誌名、巻、頁、発行年、(i)査読付き雑誌、(ii)査読なし雑誌、
(iii)国際学会プロシーディングス、(iv)その他 で区分すること
II 著書:著者名、題名、発行所、発行年
III 総説・解説等:著者名、題名、掲載雑誌名、巻、頁、発行年
IV 特許・品種登録等
V 学会等での受賞
VI 国際学会等招待講演
VII 外部資金・競争的資金の導入実績:名称、研究課題名、期間、金額、代表・
分担の別
VIII 教育実績
IX 社会貢献等の実績
X その他:資格等
(3)これまでの研究の概要と今後の研究に対する抱負(1,500字程度)
(4)これまでの教育の実績と今後の教育に対する抱負(1,500字程度)
教育実績のない場合、今後の教育に対する抱負
(5)上記(1)~(4)の書類、これらのWordファイルおよびPDFファイルを保存
したCD-ROMまたはUSBメモリー
(6)主要論文の別刷り又はその写しとそれらのPDFファイル(10編)
(7)推薦書
自薦の場合:自薦書、および応募者の教育・研究などについて問い合わせのできる方2名の氏名および連絡先。他の書類とともに提出
他薦の場合:推薦書(1通)
配達記録が残る方法で他の書類を送る場合は同封すること。他の書類をオンラインで提出する場合は推薦者から九州大学農学部総務課庶務係に直接メールで
送付すること(
nossyomu@jimu.kyushu-u.ac.jp)。
(8)選考後応募書類はお返ししません。
書類の(1)と(2)は下記URLの様式により作成願います。
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/template/
3.提出締切
令和3年8月20日(金)正午 必着
4.書類の提出
※簡易書留などの配達記録が確認できる方法での送付(学内便、直接の手渡し等では受け付けません)、もしくはオンラインで提出してください。
[簡易書留などの場合の提出先] 封筒に「教員応募書類在中」と朱書すること。
〒819-0395
福岡市西区元岡744
九州大学農学部総務課庶務係気付
熱帯農学研究センター国際開発部門教授候補者選考委員会
委員長 阿部 芳久
[オンラインでの提出の場合] オンラインでの提出の場合は、まず、応募を希望する旨のメールを書類提出に関する問い合わせ先(九州大学農学部総務課庶務係)あてに8月16日(月)正午までに送ってください(メールのタイトルを“九州大学熱帯農学研究センター国際開発部門教授応募―応募者氏名”としてください)。応募書類のアップロード先を返信します。返信メール内のリンクを開き、ファイルをドラッグ&ドロップし、アップロードをクリックすると提出いただけます。
九州大学ファイル共有システム(Proself)によるアップロード提出:提出書類(1)~(4)のWord形式の電子ファイル、ならびに(6)および自薦の場合の推薦書のPDF形式の電子ファイルを提出締切までにアップロードのこと。複数の書類は個々の書類としてアップロードせずに、必ずzip形式でまとめてください。提出されるファイル名には氏名を明記願います。なお、アップロード後は提出した旨を必ずメールで問い合わせ先に連絡してください。提出ファイルの受け取り確認をメールでご連絡します。
書類提出に関する問い合わせ先:
九州大学農学部総務課庶務係(Email:nossyomu@jimu.kyushu-u.ac.jp)
また、個人情報等については適正に管理し、選考以外の目的には使用しません。
5.採用予定時期
令和4年1月1日
6.勤務地
九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
7.担当授業科目
(1)大学院(地球社会統合科学府)
修士課程:
チュートリアルⅠ,地球社会統合科学(分担),地球社会フィールド調査法(分担),地域社会環境学 B (森林資源管理学)Ⅰ−Ⅷ,包括的生物環境科学概論 A(分担),同B(分担),フィールド調査実習,個別研究指導Ⅰ−Ⅲ,総合演習(包括的生物環境科学コース)Ⅰ−Ⅳ(分担)等
(国際コース)
TutorialⅠ,TutorialⅡ,Integrated Science for Global Society(分担),Comprehensive Science for Biological Environment A(分担),同B(分担),Field Research and Practicum(分担),Thesis AdviceⅠ−Ⅲ,Integrated Seminar (Comprehensive Science for Biological Environment)Ⅰ−Ⅳ(分担),Regional and Environmental Studies B(Forest Resource Management)Ⅰ−Ⅷ
博士後期課程
博士総合演習Ⅰ,同Ⅱ,博士演習Ⅰ−Ⅳ,博士個別研究指導等
(国際コース)
Doctoral Integrated SeminarⅠ,同Ⅱ,Doctoral Seminar Ⅰ−Ⅳ,Doctoral Dissertation Advising等
(2)学部
共創学部
地域生態論、共創プロジェクト1等
農学部
熱帯作物・環境学概論(分担)
なお、英語による授業および研究指導も担当していただきます。
8.面接等
審査の過程で面接・模擬授業を行う場合があります。その際の旅費・滞在費は応募者の自己負担と致します。
9.労働条件について
(1) 業務内容
九州大学熱帯農学研究センター等における教育・研究
(2) 雇用期間
期間の定めなし
(3) 試用期間
試用期間あり(3か月)
(4) 就業時間、休憩時間、時間外労働
専門業務型裁量労働制により7時間45分働いたものとみなされます。
(5) 休日
土、日、祝日、12/29~1/3
(6) 賃金
年俸制(教育職基本年俸)
なお、年俸額については経験等に基づき本学の関係規程により決定します。
(7) 加入保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
10.その他
(1)九州大学では、男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)の精神に則り、教員の選考を行います。
(2)九州大学では、「障害者基本法(昭和45年法律第84号)」、「障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和35年法律第123号)」および「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号)」の趣旨に則り、教員の選考を行います。
(3)九州大学では、平成29年7月より配偶者帯同雇用制度を導入しています。
(4)本センターの教育・研究概要等は、以下のホームページを参照してください。
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/tropic/
(5)労働条件等についての規程および問い合わせ先:
国立大学法人九州大学職員給与規程:
(https://www.kyushu-u.ac.jp/f/491/2004syuki014.pdf)
国立大学法人九州大学年俸制給与(教育職基本年俸)の適用に関する細則
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/information/rule/rulebook/pdf/2707/1/2019syuki042.pdf)
問い合わせ先:九州大学農学部庶務係
(Email:nossyomu@jimu.kyushu-u.ac.jp ファックス:092-802-4541)
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